イトオ・テルミーとは
イトオテルミー(通称テルミー)とは、からだにぬくもりと刺激を与えることで、自然治癒力に働きかけ、病気の予防、疲労回復、健康増進を図る温熱刺激療法です。
特徴
- テルミーのぬくもりは、優しくおだやかです。
- こどもからお年寄りまで、施術ができます。
- 90年以上の歴史のある民間療法で多くの人の健康を守って来ました。
- 副作用がなく、医薬品との併用も差し支えありません。
効果、効能
疲労回復、血行をよくする、筋肉のこりをほぐす、筋肉の疲れをとる、神経痛、筋肉痛の痛みの緩解、胃腸の働きを活発にする。
代表的な適応症状
- 全身症状 発熱、微熱が続く、不眠、疲労、むくみ、 冷え、二日酔い
- 頭・顔の症状 頭痛、目の疲れ、鼻がつまる
- 胃腸の症状 胃のもたれ、便秘、下痢
- 首・肩・腰の症状 肩のこり、腰痛
- 手・足の症状 肘の痛み、手首の痛み、膝の痛み
- 皮膚の症状 皮膚のかゆみ、吹き出もの
- 心が関係する症状 イライラする、食欲不振
イトオテルミー療法 由来と沿革
イトオテルミー療法は伊藤金逸医学博士が1929年(昭和4年)に発明した約90年の歴史を持つ民間療法です。
伊藤金逸博士は京都府立医学専門学校(現、京都府立医科大学)を卒業後、東京帝国大学精神医学教室に入局し、約20年に渡る研究、実験を経て、イトオテルミー療法を発明しました。
イトオテルミーの「イトオ」は伊藤金逸 博士の姓を由来に持ち、また「テルミー」はギリシャ語系の言葉で温熱を意味し、伊藤が発明した温熱を利用した療法を表しています。
施術方法
イトオテルミー療法には、摩擦法、点擦法、空間法の3つの施術方法があります。
1.摩擦法
摩擦法は、冷温器先端を常に皮膚に接触させて動かす方法で、イトオテルミー療法の基本となるかけ方です。
2.点擦法
点擦法は、冷温器を皮膚の一点に垂直に押しあて圧迫し、熱刺激と圧刺激を同時に行う方法です。
3.空間法
空間法は、器具が直接皮膚に触れずに、熱や煙、光による刺激を行う方法です。
資料:一般財団法人 イトオテルミー親友会より